バカ物語「茂樹と娘々どきどきラブモーション」

プレイヤー


●一巡目
Player-1(地獄のたわむれ屋)

「じゃあ物語は、下谷家という……」

しもやけ
保温
予防のコツ

「シモヤ家!(笑)」
「下谷さん家から始まります。
 ここには、茂樹くんという一人息子がいるわけです」

刺激
冬に目立つ
冬に目立ち

(一同笑)

「下谷茂樹(笑)」
「微妙に聞いたような名前」
「…………」
「…………」
「志茂田景樹みたいな」

(一同笑)


Player-2(黒い一反木綿)

「そんな彼はですね、ある流れ者の女にですね、おぼれてしまったのです」

長すぎ
支えきれない
流れ
素早い
血清
おぼれる

「おおー」
「わりと歳いってるんだな」
「いや、別に。中学生くらいで転校生に惚れたのかも知れないし」
「あー、なるほど」
「まあどうとでも」


Player-3(脳天巨乳)

「その流れ者の女ってのは……ニュウ・ヨウジという中国人でした」

乳幼児
アスピリン
効果が薄い

「ははははは」
「これ、文章化するときどういう漢字書きゃいいのかな」
「うーん」
「女の名前かな?」
「あんまり女の名前っぽくない」

# 女性名とすれば『入蓉慈』あたりか。

「しかし茂樹と、ニュウ・ヨウジの間に割って入る、第三の人物! 恋のライバル! それは……アンディ・フグでした」

中毒
ガス
フグ
食中毒

「えー?」
「アンディ・フグって(笑)」
「もう(笑)」
「死んでるし」
「いつの話だろう?」
「つまりぃ、彼女のほうが一方的にフグのファンだったんですよ」
「ああー(笑)」
「なるほど」
「当然、下谷茂樹は、この世にいない人には勝てないわけですよ」
「あー」
「なるほど。『めぞん一刻』状態」


Player-4(メカ侍)

「ただ彼はもう、あばたもえくぼ的に惚れ込んでいるのでアレなんですが。客観的に見て、ニュウ・ヨウジは発育が悪い

かびの一種
発育が悪い
同じよう

(一同笑)

「名前の通り」
「いや、というかロリ趣味なのか?」
「そこがかえっていいのかも知れないな」
「というわけで、ライバルは他にはありません

とまらない
もはや
他にはありません

(一同爆笑)

「登場人物が絞られた」
「っていうかまあ恋のライバルは誰もいない。友達とかはいるけど」
「これ以上多角関係で混乱するってことはないんだ」


Player-5(タラバガニ市長)

「……で、恋の病に悩んで気分がすぐれないわけですよ」

はっきりしていない
老人
気分がすぐれない

「うーん」
「彼女はいつまでもアンディ・フグに夢中で」
「恋わずらいね」
「で、『けっこう付き合い長いんだけど、アンディ・フグの存在を知らなかった時は一緒に手をつないだりしてたんだけど、近頃は僕に見向きもしてくれない』」
「ははあ」
「『もう彼女には再び触れないんじゃないか』」

判明
再び触れない
遮断する
長く続かない

「ああ、なるほど」
「……『流れ者』って言い方がアレだったけど、まあ華僑の娘かなんか」
「『付き合い長い』ってのはちょっと矛盾しちゃったかな?」
「あ、いや。だからその……“日本人ではない”という意味合いだったのね」
「ああ、はいはい」


Player-6(空想科学インド人)

「茂樹くんの悩みは……苦悩は、放っておけばどんどん増えます」

再手術
飲み込む
放っておけば
どんどん増え
あらゆるところ
ついには

「わはははは」
「増えるの。増えるの?」
「いやあのほら、量的に、増大する」
「量的に」
「ははあ」


●二巡目
Player-1(地獄のたわむれ屋)

「というわけで、どんどん増えて、彼の心は乱れるわけですよ」

乱れ
流動食
針で刺されたよう

「なるほど」
「で……この状態はよくないが、なんとかしなければと決意を抱えて」
「うん」
「彼は彼女の家に行くわけですよ……もちろんちょっと手ぶらじゃなんだから、まあ菓子かなんかでも持ってって」

「活」を入れて
仮死
止血
運搬

「菓子かなんかをって(笑)」


Player-2(黒い一反木綿)

「そしてですね、彼女の家に行ってですね、彼女の部屋に案内され、あの、彼女の前に立って『告白するぞ』って決意をするとですね。そこはもうあの……茂樹くん、思春期ですから」
「(笑)だいたい思春期で確定しましたね」
下腹部には男子特有の反応が」

肥満
下腹部
ビタミン
尿が近い
男子特有
初期
痛くも何ともない

「がーっ(爆笑)」

(一同爆笑)

「……現れるわけです」


Player-3(脳天巨乳)

「その“男子特有の反応”が、ニュウ・ヨウジさんの視界に入ってしまったわけですわ」

結局
治療
歯科医

「あー」
「なんか、今回すごい純愛モノっていうか」
「ああ、そうだねえ」
「登場人物が無闇に増えなくていいな」
「ニュウ・ヨウジさんの視界に入ってしまった(笑)」
「ラブコメ」
「月刊マガジンあたりでやってそうな」
「えー、どうしようかな……視界に入ってしまってですね……視界に入ってしまったんですが、こう……一度起こってしまった思春期の、男子特有の反応を収めないと。これは一度、放射せんことには収まらん」

切っても切っても
放射線
癌に変わっている

「おいおいおい!(笑)」

(爆笑)

「放射せん……(笑)」


Player-4(メカ侍)

「えーっと。もうなに? 会ってるんだよね?」
「そう。家に上がり込んだら」
「男子特有の反応が(笑)」
「告白するぞ、ドキドキドキって」
「えー、で、彼女の部屋はもうアンディ・フグで一杯です」

(一同爆笑)

「ポスターとか、ビデオとか」
「うん」
「で……『どうしたのよ、茂樹くん? とにかく落ち着いて』と。まずコップ一杯の水を飲ませます

無意識
大した害がない
まずコップ一杯の水を飲ませます

(一同爆笑)

「そうすると彼は、まあ少し落ち着いて。『僕は……胸が苦しいんだ!』」

ぜんそく
原因になり
胸が苦しい

「おおー」
「ぴったりのカードが」
「これはねえ……ここで一週間、連載が途切れるとこなんで」
「(笑)」
「『スゲえ展開になってんの!』とか思ったら次の週で落ち着いてたりなんかして『あれー?』みたいな」
「(苦笑)」


Player-5(タラバガニ市長)

「で。『ぼ、僕は胸が苦しくてどどどどど……』とか言って。すごい、焦って、どもって何言ってるかわかんないわけ」
「ふんふん」
「で、ニュウ・ヨウジさんは『茂樹くん焦らずに、もう少しレイスイになって』」

始めからそのつもり
焦らず
とびだした
便秘
通りが悪い
冷水

(一同笑)

「日本語まだ上手くないんですよ」

(一同爆笑)

「『少しレイスイに……』」
「なにを言ってるかわからん」


Player-6(空想科学インド人)

「……と言われて、ニュウ・ヨウジさんに、肩にふっと触れられた茂樹くんはですね」
「うん」
「えーっと、その男子特有の部分に」

滅多にない
部分
単純
みんな

(一同笑)

「ちょっと、見えないんだけども、白みがかっているものが……」

一番内側
熱が出る
白みがかっている

(一同爆笑)

「おいおいおいおい(苦笑)」
「出ちゃったのかよ、おいおい(笑)」
「ちょっとだけ。なんとかごまかそうとしている」
「温泉エロ合宿だー」

# 今回の話は、泊りがけで温泉に行った際にプレイしたものです。他にも、バカカードで生まれた作品に下ネタが非常に多く、「温泉だと、シモが多くなるねえ」という会話をしていたばかりでした。

「なんだかなあ(笑)」
「できれば、発表できないような展開には……」

(一同笑)

「女性の会員もいることだし」
「あーあ(笑)」


●三巡目
Player-1(地獄のたわむれ屋)

「なんというか、発表できないようなのは控えてほしいと言われたのですが」

(一同苦笑)

「『ですが』!?(笑)」
「なにしろ思春期の少年が、こんなことになったらもう止まれないわけでして」

化学療法
まれ
病気

「あー」
「まあねえ(笑)」
「あーあ(苦笑)」
「こう……止まれない茂樹くんがこう……彼女に向かって行って、強引な態度に……出血が……」

出血
もやもや
何も心配しなくていいのです

(一同苦笑)

「それはかなり、場面が……」
「かなりとんだ(笑)」
「とびましたね(笑)」
「いきなり」
「いやまあ思春期だからね」
「いや、そういう問題じゃない(笑)」
「これ、えらく展開早いし(笑)」
「展開早いよ」
「だから、連載がテコ入れ入ったんですよ」
「あー」


Player-2(黒い一反木綿)

「それも、ただの出血じゃありません。大出血です」

大出血
落ち着いて
驚き

(一同爆笑)

「ちょっと待って(笑)」
「ここで出血カードが二枚あるって(笑)」
「うわあ」
「大変だ」

(一同苦笑・悶絶)

「『思春期』っていうのはワードだっけ?」
「一応、ワードじゃないけど」
「行きがかりで決まってしまいましたが」
「大出血……(笑)」
「どうなっちゃったんだ」
「単に鼻血だったりなんかして」
「ああー」
「あの……そんな、発表できなくなるような内容ではありませんので。悲観することはありません

よく治るようになりました
悲観することはありません
一応は疑いを持って

(一同笑)

「そんなことは……話の外にツッコまれてもさあ(笑)」
「だから、そのあの……花が散ってしまったわけではないので、悲観することはありませんと」
「あー、うーん」
「表現的に一度そうかと思わせて、違うと」
「なるほど」
「いきなり茂樹くん鼻血がすごいとか」
「いや、べつに『悲観することはありません』っていうのは、エロには行くけど決して無理矢理ではありませんよという意味で」
「あー」


Player-3(脳天巨乳)

「いや、悲観するようなことではありません。だから純愛です、と。茂樹くんも興奮して出た鼻血を拭いてですね」
「うん」
「ニュウ・ヨウジさんは、あの……『そんなに本気なの?』と。『いいよ』と。彼女のベッドに横たわり安静になりました」

安静
肩の近く
捻挫

「おお」
「ははあ」
「ベッドに横たわり、口づけのその時を待ってます。
 そして……どうしよう。どう使おう。困ったな。ちょっと待てよ。
 そして、とうとう、改めて、茂樹くんの××は、ニュウ・ヨウジさんにはまりこみました

特徴
はまりこんだ
熱を持つ

(一同笑)


Player-4(メカ侍)

「いやいやいや! まだ分かっていませんっ」

まだ分かっていません
関節
一種

(一同爆笑)

「ここでまだ(笑)」
「『はまりこんだ』だけで、それがどこにだかわからない」
「彼女の目に、が……」


充血
まぶしい

(一同笑)

「フグのポスターが目に入って」
「あー」
「あの鼻血、かかと落とし食らったとか、そういう……」

(一同笑)

「この展開で『はまりこんだ』ったら(笑)」
「この展開で出血技」

(一同笑)

「いやあの、“恋に”はまりこんだ」
「ああ、うーん」
「なるほど」


Player-5(タラバガニ市長)

「茂樹くんはここでハッとするわけです。『自分は欲望に任せて、じつは彼女の気持ちなんか考えずにとんでもないことをしてしまったんじゃないか?』と自己嫌悪にとらわれて顔面が蒼白になってしまうわけです」

詳しい検査
手術で治る
ほとんど見られません
顔面が蒼白

「俺はとんでもないことをしてしまった……だけど、だけどぉ、特有の部分は次第に大きくなる

花野菜
次第に大きくなる
手遅れになると死亡する

(一同爆笑)

「ひでえ(笑)」
「反省しているようだけど、やっぱり生理現象には逆らえない」
「おおー」
「心と体は別なんだ」
「うーんん(笑)」


Player-6(空想科学インド人)

「と、そこで。いきなり部屋のドアが開き」
「おおっ」
中年の男性が入ってきました」

中年の男性
はさみ
毛穴

「うわわわ」
「具体的だなあ(笑)」
「これはニュウ・ヨウジさんの父親で、ホキュウ……ニュウ・ホキュウという」

専門の治療
焼く
補給

# 字は、たとえば『入舗丘』とか。


「『こら、お前たち何をやっているんだ!』」

(一同笑)

「なんだ、NHKドラマかなんか(笑)」


●四巡目
Player-1(地獄のたわむれ屋)

「これは大変です

南京豆
大変です
安心している
顕微鏡

(一同笑)

「茂樹くんは、どうしようかとちょっと困りましたが、いやしかし。自分はこう……なんか、不真面目な気持ちでそういうことをしているわけではないのだから、こう、堂々と『結婚を前提にしていて、彼女のとなる気持ちです』と」


男子の5%
絶対に避ける

「おおー!」
「ははあ」
「なるほど」
「『決して不真面目な気持ちではありません』と、そう言うわけですよ。父親に」
「うんうん」
「凄いなあ……なんか、三巡回ってまっとうな展開というか」

(一同笑)

「荒唐無稽な展開にならない」
「ならない(爆笑)」


Player-2(黒い一反木綿)

「それを聞いたお父さんは、少なくとも怒ってはいないようでした」

少なく
少なくとも
多くとも

「おー」
「しかし、そんな状態でも、二人のそけい部はお父さんのほうに向いたままでした」

そけい部
直腸
ワセリン

(一同苦笑)

「いやいや、そけい部はねえだろ(苦笑)」
「お父さんの前にさらけ出されていたのです」
「あーあ(笑)」


Player-3(脳天巨乳)

「で……あの、若きリビドーに衝き動かされていた二人は、そこまでいって自分たちのそけい部をお父さんに、ホキュウさんに見せていたことに気付いて、『ああ、なんということだ』と。一生をはかなんでしまうほど悲しみました」

いつも
一生をはかなんでしまう
洗浄する

「それほどのことでも……(笑)」
「うーん」
「そうしてうろたえる二人にホキュウさんが、『待て待て落ち着きなさい』と。『君がそこまで……君がそこまで言うならまずズボンとパンツを履きなさい』と。」

(一同笑)

「『君のその気持ちを本気かどうか確かめたい』と。『君の親御さんも呼ぼう』と言って」

貧血
先天性
予防

「うわー」
「『呼ぼう』(笑)」


Player-4(メカ侍)

「問題は逸れますが」
「はい」
「フグとのことはどうなるか、と。
 まあ色々考えてみると……あの、彼女もね?」
「うん」
「フグには脈がない、と」

ウイルス
脈がない
水がたまる

(一同爆笑)

「上手い!」
「それ上手い(笑)」
「うますぎ」
「ダブルミーニング(笑)」
「というわけでまあ、彼女のほうも突然愛情に目覚めて」

障害が起こった
突然
激しい発作

「突然、ね。いい感じになるわけですよ」


Player-5(タラバガニ市長)

「なんかもう、今までの思いを断ち切るという意味で、部屋にあったポスターを片付けて切ってしまうことに。」

波及
切ってしまう
入り込み

「あー」
「フグとのことはもう終わった、と」
「で。彼女の部屋に今までポスターがデカデカ貼ってあったとこ。円形に貼ってあったんですけど、それも全部剥がして切り捨てたんで、丸く空いているわけですね」

外からは見えない
丸く空いている
中枢神経
付属

「はいはい(笑)」
「おおー」


Player-6(空想科学インド人)

「えー、そうか……うーん。困ったな。
 どうしよう……あー、困ったー。
 えーとですね……で、彼とまあそういう関係になったニュウ・ヨウジさんはですね……しばらくは彼のことを考えると脈拍も速くなるなどしていたんですが」

脈拍
測り方
洗髪

「それが最近は、ひとりでになくなります

悪影響
無害
ひとりでになくなります

「あー」
「なるほど」
「だんだん醒めてきてしまったと」
「あー……」
「って、あと一巡しかないのに(笑)」


●五巡目
Player-1(地獄のたわむれ屋)

「じゃあ……なぜ醒めてきてしまったかというと。
 まあ、なんというかですね……二人の気持ちがこう高まって、こう、初めて結ばれようとした時にですね、上手くいかなかったのですよ」
「あー」
「なんか、茂樹くんのほうが緊張して、どうもよろしくない。『なんだろう、このやわらかさは』っていうか」

取ってしまう
やわらかさ
ひどくなる

(一同爆笑)

「あーあ、もう(苦笑)」
「で、まあ、こういうことは繰り返す傾向があって」

繰り返す傾向
特に甚だしい
過敏

「ああー!」
「ってナニかっていうとナニの描写が(笑)」
「で、どうにも上手くいかないという。そのうちになんか、バーッとなってきてしまったということですね」
「はあ(笑)」
「妙に、真面目なんだか何だかもう!」


Player-2(黒い一反木綿)

「しかしまあ、あの、茂樹くんも若いですから。そういうあの、EDとかもですね」
「はっはっは(笑)」
軽いものは治ってしまいます

軽いものは治ってしまいます
まず
はしか

(一同爆笑)

「なにを言ってんだかなあもう(笑)」
「なんかこう、細かいレベルで(笑)」
「まあ、そうこうしている内にですね、とんとん拍子に話ってのも進みまして。あの、まあ家族の祝福を受け、二人は卒業と同時にですね、『結婚をしよう』という話になりまして。その結婚式は、大司教がですね、執り行ってくれるということになって」

すぎません
内視鏡
精密検査

「大司教!(笑)」
「まあ『内裏(だいり)』なんても読むし」
「ああ、はいはい」

(一同笑)

「キリスト教だったのね?」
「そうそう。キリスト教徒だったので」
「じつは華僑の大物だったのね」
「ああ、うん」


Player-3(脳天巨乳)

「大司教が執り行う二人の結婚式を……の打合わせを、両家の親と、当人たちが集まってですね、『全部あわせてどのくらいの招待客が来るかねえ。会場の手配もあることだし』というふうなことを言っていると」

ざらざら
どちらでも
全部あわせて
千人に一人

「そこで、ニュウ・ヨウジさんが吐き気を催しました」

吐き気を催し
生まれつき
損傷

(一同爆笑)

「よくこれが(笑)」
「来るんだ」
「狙ったように来るんだもん(笑)」


Player-4(メカ侍)

「それは別に、妊娠というか、これは治る病気で」

悪臭
治る病気
ツベルクリン反応

「ああー」
「産んじゃえば治ると」
「いや、病気じゃないんだってば(笑)」
「まあ、食中毒かなんかだったんでしょう」
「はー」
「うーん」
「いや、ここで一山来て、『妊娠だと思ったんだけど実は』っていう」
「いや、だって婚約してるんだしなあ……」
「話が変なほうに進まないで、ディテールへっていう(笑)」
「新しいなあ、こういう展開。けっこうまとまってる」
「ははは(笑)」
「話が一つの家庭から出ない」
「まあ回数少ないからみんな抑えたのかも知れないし」
「でも本当に妊娠してて産まれちゃったりしたらあれだから。でもおかんがすると。あの、お母さんが……」

悪寒がする
交代に出る
細菌の感染

(一同笑)

「『子供の面倒は、私が見る』って言ったんだけど、まあ違ったと」
「ああ」
「関西弁ってことは神戸かなんかの」
「おー」
「大物華僑」
「神戸から流れてきた」
「流れてきた(笑)」
「神戸から横浜にやってきた」
「おおー」


Player-5(タラバガニ市長)

「で、えーと。まあ……急な体調不良を彼女は、食事療法で治していこうとするわけで」

食事療法
排便の習慣
皮膚がかゆい

「うーん」
「ただなかなか治らなくて、治療にかかった期間は非常に長いものとなった」

体質
非常に長い
新薬
独特のつやがある

「ああー」
「まあ結婚前でもあるし」


Player-6(空想科学インド人)

「えーと。まあそんなこともあって、二人はその治療の間に些細な事でケンカして」
「なんだとお!?(笑)」

(一同笑)

「凄いオチが待ってますよ(笑)」
「結局、破局に……」
「ああああ(笑)」
「ここまで一生懸命我々が(笑)」
「で、元に戻った二人は、それぞれ一人で行うという……」

元に戻った
スキー
ガーゼ
床ずれ
一人で行う
前もって
走ってはいけません

(一同爆笑)

「凄すぎる(笑)」
「もう全部無駄な業績だ(笑)」
「柳沢きみおみたいに、どんどんどんどん話が深刻になっていって、収拾つかなくなってバッドエンドっていう」
「これ、本当はさあ、こういう事態にならなければこれさあ、あの……発育の悪い彼女に反応する、その『ツベルクリン反応』……」

(一同爆笑)

「話がヨレないでディテールがどんどん細かくなってゆくという(笑)」
「従来にないパターンだ」
「って、そんなカードばっかなんだもん(苦笑)」
「あー」
「恐るべし家庭の医学(笑)」
「で、しかもタイミング良く来る来る。『出血』『大出血』とか『吐気を催す』とか」
「バカだなあ(笑)」
「だけど、その、話の外にツッコむのは」
「『まだわかっていません』とか(笑)」
「『いやいや、まだ分かりませんよ』(笑)」
「なに言ってんだかなあもう」
「まあ、これで怒るようなシャレのない人はいないだろうなあ」
「バカカードにはなあ(笑)」
「僕は一生懸命オブラートに包もうと思っていたんだけど」
「カードも面白すぎだし……『はまり込む』とか『白いもの』とか『男子特有の』とか」
「『白いもの』はなあ……(笑)」

# 正しくは『白みがかっている』もの。


「『男子特有の』くらいだったら、あの『月9』とかそういうレベルの」
「ああ」
「『毎度お騒がせします』とかそういうレベルの」
「あるいはあの、ねえ。『ポーキーズ』とかそういう」
「『脱脂綿』出なかったねー」
「dashmen(笑)」

# この脱脂綿=ダッシメンというのはセッション前の雑談で出てきたもの。X−メンのような正義のヒーローという設定。


「いや、別にダッシメン出てたら、違う展開になってたと(笑)」
「あー」
「その、一人の男と女がっていうのが決まっちゃったんで」
「『他にいません』とか出ちゃう(笑)」
「人間関係が限定された」
「ダッシメン……(笑)」
「いやそれ、出てきてもいないのにキャラ立っちゃっててなんなんだか(笑)」
「いや、下谷茂樹くんっていうのもナイスキャラなんで」
「シモヤ家のシゲキくん(笑)」
「しかもその、やたら話はシモのほうに行くし」

(一同笑)

「名は体を表してしまったという」
「ニュウ・ヨウジさんも」
「ニュウ・ヨウジ(笑)」
「ツルペタだっていう(笑)」
「ああ、やっぱり、連載の途中に『ニュウ・ヨウジさんは十八歳以上です』とか」
「(一同爆笑)」


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