そもそも「バカカード」って何じゃいっ! |
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「バカカード」というのは、お馬鹿なゲームです。
準備するものは、多量のカード (文房具屋に売っている「単語カード」や「情報カード」が利用されます)。 その1枚1枚に、色々な名前や言葉をバラした言葉を書き付けていきます。
こうしてできたカードの束を「デッキ」と呼びます。
こうしてできたデッキは、元になった言葉の傾向によって、
「ことわざデッキ」 (カード例:犬も歩けば、ローマを見て、筆の誤り、等)、
「セリフデッキ」 (カード例:鳥だ飛行機だ、この印篭が目に入らぬか、考える葦である、等)、
「タブロイドデッキ」 (カード例:ヒバゴン、UFO、軍が密かに開発した、等)
のように呼ばれます。
例:ことわざデッキ 例:世界の偉人デッキ
このカードをランダムに組み合わせて、新しい言葉を作る...というのが、 「バカカード」の基本的な遊びかたです。
ゲームとは銘打っていますが、勝敗も何もない、ただウケたもの勝ち、という しょーもない遊びです。
まず、どのデッキを使用するか決めます(デッキは1種類とは限りません)。以上が基本的なルールです。
使用するデッキを山札にして、全員の手の届くところに置いておきます(プレイヤー数が多くい時には、全員が取りやすいように、山札をいくつか作ります)
1.各プレイヤーは、決められた枚数だけ手札を引く。(注1)
(注1)手札数は各デッキによって決まっています。たとえば、「ことわざ」デッキなら4枚。「サスペンスドラマ」デッキなら7枚、というように。
原則的に、各単語をつなげやすいデッキほど枚数が少なく、逆に難しいほど多く(→組み合わせの候補が多くなるように)設定されています。
複数のデッキを混ぜた場合は、その場で適当に決めています。
2.手札の中の内容を適当に組み合わせて作品を読み上げる。
・手札は無理に全部使わず、一部のみ使用するだけでもよい。
・カードに記された言葉が複数ある場合は、そのうちひとつだけを用いる。
・言葉と言葉の間には、助詞(てにをは)を自由にはさんでよい。
3.みんなにウケる...かもしれない。
4.配られたカードからは作品ができないと思ったときは、その手札では諦める(何もしない)。
5.作品ができたときも、できずに諦めたときも、手札を全て捨てて、次の手札を引く(「1.」に戻る)。
バカ物語について |
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「バカ物語」というのは、バカカードを用いたストーリー作りゲームです。
カードゲームの「Once Upon A Time」(参照:リプレイ)のように、みんなでカードに書かれた単語を用いてストーリーを作っていきます。
「Once Upon A Time」との最大の違いは、
・勝敗が無い
という点です。
ようするに、みんなでバカなことを言い合ってムリヤリ物語にする、というものです。
1.全部でどれぐらいの話にするか(使用するカードの枚数)を決める。以上の様に展開します。
2.プレイヤーにカードを配る。配られたカードの内容は見ずに、各自でまとめて山にする。
3.全プレイヤー、自分の山からカードを2枚とる。これが手札となる。
4.適当に順番を決めて開始。手番の人は、手札を使ってムリヤリ話を作る。
5.手番が終わったら、自分の山からまた2枚とって手札にする。
6.次の手番の人が、同様にカードの言葉を使って、前の話に続ける。
7.以後、同様に続ける。最終回(全員の手札がなくなった)になったら、最後の人は1人で何とかオチをつける。