はじめに
例によって、タイトル「○○でポン!」モノです。
インターネットには、「検索エンジン」という便利なサイトがあります。
知りたい単語を入力すると、ネット上で、その単語を使用しているトコロをいっぱいリストアップしてくれます。
検索サイトで「かんぽ」と入力すると、約9,400件のページがヒットします(2002年12月現在。以下、同様)。
インターネット上には、「かんぽ」という単語を含むページが、これだけ存在する訳ですね。
もっとも、ほとんどが郵便局の簡易保険に関するページですが。
検索対象に「かんぽ ゲーム」と2つの単語を入れるとどうなるか。
結果は、その両方の単語を含むページに限られるので、件数は1,510件にまで絞り込まれます。
今回の全体ゲームは、この原理を利用したものです。
インターネットの検索サイトで、いかに結果を絞り込むかを競います。
参考: 少し前に、その検索エンジンを利用した、Googlewhackという遊びが一部で流行しました。 「Googleでポン!」は、それを元ネタにしています。 *Googlewhackについて http://www.zdnet.co.jp/news/0201/31/e_googlewhack.html *Google http://www.google.co.jp/ |
ルール
1.出題
司会のスタッフより「お題」として、ひとつの単語が出される。
その単語をGoogleで検索し、見つかった件数を基本件数とする。
2.回答者
各問題毎に、参加者の中から3人を選んで回答者とする。
3.回答
回答者は、お題と組み合わせて検索する単語をひとつ挙げる。(注)
他の参加者は、3人が挙げた単語の中からひとつを選んで、自分の回答とする。
(注)基本的に単語のみだが、複数単語の組み合わせでも、すでにひとつのフレーズとして有名なもの(映画タイトル「愛と青春の旅立ち」等、ことわざ「犬も歩けば棒に当たる」等など)はアリ。
4.得点
お題の単語と組み合わせ単語をそれぞれペアにして検索する。
(当然、検索対象の単語が増える(両方の単語が含まれるサイトのみヒットする)ので、件数は減ります)
(基本件数)÷(組み合わせ件数)
が、その組み合わせ単語を選んだ人の得点となる。端数切捨て。
組み合わせ検索時の件数が0なら、0点
...などという説明を読むより、以下の実例を読んだ方が早い。
(なお、以下のりプレイにおけるヒット件数は、実際にプレイされた2002年6月16日の時点でのものです。
今、同じ単語を検索にかけても、同じ結果にはならないと思われます)
第1問
出題「江戸幕府」
基本件数: 18,300件
*回答1「江戸幕府 + 高枝切りばさみ」
*回答2「江戸幕府 + あずまんが大王」
*回答3「江戸幕府 + リカちゃん」
→結果
第2問
出題「構造改革」
基本件数: 195,000件
*回答1「構造改革 + イリオモテヤマネコ」
*回答2「構造改革 + 必殺!仕事人」
*回答3「構造改革 + 広辞苑」
→結果
第3問
出題「馬鹿」
基本件数: 598,000件
*回答1「馬鹿 + 宇宙猿人ゴリ」
*回答2「馬鹿 + 弥生式土器」
*回答3「馬鹿 + NHK特集」
→結果
第4問
出題「猫」
基本件数:1,240,000件
*回答1「猫 + ソフトウェア開発技術者試験」
*回答2「猫 + レバニラいため」
*回答3「猫 + アコニチン」
「へ?」
「なんですか? それ」
「トリカブトの毒の成分なんですけど」
「んー、まあ、いいでしょ」
→結果
第5問
出題「サッカー」
基本件数:2,260,000件
*回答1「サッカー + カメハメハ大王」
*回答2「サッカー + 私的独占の禁止および公正取引の確保に関する法律」
「独占禁止法の正式名ですね」(注)
*回答3「サッカー + 七輪」
(注)本当の正式な名称は「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」(『および』は漢字表記)です。
しかし、このケースでは、回答者は「『および』は平仮名で」と名言しましたので、この表記を回答とします。
→結果
第6問
出題「ゲーム」
基本件数:8,280,000件
*回答1「ゲーム + ねるねるねるね」
「お菓子です」
*回答2「ゲーム + 都税事務所」
*回答3「ゲーム + しりかげる」
「ひらがなでお願いします」
「ひらがな? ひらがなで、『しりかげる』ね」
「カタカナだと、たくさんありそうなんで」
*回答4「ゲーム + アガリスク茸」
「正しくは『アガリクス』だけど、あえて間違った表記でいきます」
(注)途中で来場したプレイヤーがいたので、6問目は回答者を増やしました。
→結果
最終結果
→結果
以上