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2001年9月26日(水) その3

 今回の旅は勢いで出発したため、目的地が全く決まっていない行き当たりばっ
たり旅行である。職場に「宮崎です。今、宮崎です」というメールを送ることだ
けが目的だったようなもの。その目標は、初日にして早くも達成してしまった。
 宿探しと今後の観光計画立案のため、先日購入した旅行ガイドを見ようとする。

*** 旅行ガイドブックを忘れてきた。 ***

 仕方が無いので、宮崎駅でパンフレットを漁る。「ホテルの温泉ガイド」とい
うパンフにあった宿を予約。


 夕食は、宿の近くの地鶏料理を出してくれるという郷土料理屋に入った。
 ひどく混んでいる。会社帰りのサラリーマンが多い。観光客向けの店ではな
く、普通の居酒屋。
 カウンターで、2人の客の間の座席から荷物を強制排除し、着席する。

「地鶏のコース」2000円を頼む。刺身、たたき、もつ煮、もも焼、焼きキャ
ベツ、味噌汁、茶碗蒸などが出てきてボリュームは充分。ビールと焼酎も入って
御機嫌である。
 とりあえず、食事中に会社から仕事の電話がかかってきたことと、話をするた
めに部屋の隅に行ったら足元に大型のゴキブリが現れたことは忘れてあげよう。


 部屋に戻って、ノートパソコンを取り出し、立ち上げようとする...が、部
屋に自由に使えるコンセントが無い。
 ちょうど、昨年の旅行前に購入した大容量バッテリーがあるので、ノートパソ
コンの使用自体は問題が無い。ただ、ちょっと手を止めて考え込むと、バッテリー
節約のためにすぐ画面が暗くなってしまう。不便なので、部屋の机を無理矢理動
かして、裏側にあったコンセントから机の照明用プラグを引き抜く。
 ここで気づいた。

*** テーブルタップを忘れた。 ***

 コンセントを分岐させてタコ足化できないので、仕方が無いから机の照明無し
で作業をする。

 シーガイアで、いかにも観光客向けの、趣味の悪い絵葉書を購入したので、知
人に出そうとする。

*** 手帳を忘れた。住所がわからん。 ***

 メールで、絵葉書送付は不可能になった旨を伝える。

 速攻でリプライ。住所が帰ってくる。

 住所が判明したので、絵葉書に文面を書こうとする。

*** 買った絵葉書は、他の土産物と一緒に家に送ってしまっていた。 ***


 その後、温泉に入ったりまたビール飲んだりボケーとしたり少し寝たりした。

つづく