第1ゲーム キャラクター作り



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1.設定カード作成

 このゲームでは、各プレイヤーが1人のキャラクターを受け持ちます。
 まずは第1ゲーム。参加プレイヤーの半分を男性担当、半分を女性担当としてランダムに振り分けます。
(この日は、全体ゲームの参加人数が13人と奇数でした。そのため、かんぽスタッフ1人がプレイヤーとして参加。参加人数14人と偶数にしました)

司会進行「まずですね。ゲームの勝敗とは全く関係ないんですが、キャラクター作りということをやります。
 みなさんのお手元にメモをちぎった紙切れが8枚あると思うんですが、そのうち1枚を選んで、左上の方に小さく『職業・男』と書いて、次に大きく、何でもいいので男が就くような職業を書いてください」

【記入例】

 職業・男

  プロ野球選手  


司会「いったん集めてシャッフルして配りなおしてキャラクターを作ってもらいますんで、自分で書いたものが自分に来るとは限りません。
 会社員とか作家とか、男でも女でもできるような職業を書いても構いません」
「8枚のうち、1枚だけですか?」
司会「1枚だけです」
司会「では次に、もう1枚の紙に、同様に『職業・女』と書いて、何でもいいから女性が就くような職業を書いてください」

【記入例】

 職業・女

  看護婦  



司会「では続きまして、次の2枚。
 2枚を選んで、両方の左上に『形容詞句』と書いてください...いや、面倒だから『形』だけでいいや。
 そして、大きく職業につく形容詞句、つまり職業を修飾する言葉ですね。
 たとえば『いっぷう変わった』とか『金に困った』とか『ロシアから来た』とか『バラの花を口にくわえた』とか。
 とにかく何でもいいので、そういう説明文を2枚に書いてください」

【記入例】

 形

  金に困った  



 形

  ロシアから来た  



 以後、同様に「苗字」(2枚)「男性名」「女性名」の4枚の紙切れを作ってもらいます。
 先に書いてもらったものと合わせて、各プレイヤーは、以下の8枚の紙切れを作ることになります。
  • 職業(男) 1枚
  • 職業(女) 1枚
  • 形容詞句 2枚
  • 苗字 2枚
  • 男性名 1枚
  • 女性名 1枚

    (注:あとあと混乱するので、苗字に、会場内にいる人のものを記入するのは避けてもらいます)

  • 司会「それでは、書いたのを集めます。みなさん、書き終わった人から提出してください」
     こうして、全員が記入した紙切れを種類毎に分けて回収していきます。
     結果、全部で6種類、各種類毎にプレイヤー人数分(「形容詞句」と「苗字」は2倍あるので、プレイヤー数×2枚)の束ができます。



    2.キャラクター名&背景設定

    司会「では、まず男性キャラクター担当の方。設定用のカードを配りますので、前に出てきてください」

     司会は、集めた紙切れを種類毎によくシャッフルします。
     そして、男性担当のプレイヤーに、以下の組み合わせで配ります。

    「形容詞句」「職業(男)」「苗字」「男性名」

     つまり、各プレイヤーに上記4種類を1枚づつ、計4枚を配っていきます。
     女性担当プレイヤーには、

    「形容詞句」「職業(女)」「苗字」「女性名」

     となります。

     早くも会場内で漏れ始める笑い声。
    「...バカだー!」
    「(爆笑)」
    「いいなー、これ」
    「楽しそうだな」
    「何が起こったんだ...」
    司会「皆さん、受取りました? じゃあ、名札にその組み合わせを書いておいてください。
     では、次に女性キャラクター担当の方。配りまーす」

     このように、ランダムに配られた紙の組み合わせによって、自分の担当するキャラクターが決まります。
     各プレイヤー、自分のキャラクター設定を名札に記入しておきます。

    キャラクター設定



    3.人間性&好み決定

    司会「名札の記入は済みましたね? 次は、この『うし』のカードを1枚引いてください。
     で、名札の裏側。左側に『人間性』と書いて、カードの十の位の数字を書いてください。一桁の場合はゼロ。
     右側。こちらには、『好み』と書いて、カードの一の位の数字を書いてください。
     100の数字は、どっちもゼロ・ゼロです」


    パラメータ設定


    司会「この設定値は秘密にして、誰にも教えないでください。
     で、自分の『人間性』と『好み』の数値は、しっかり覚えておいてください。
     ゲームの目的はですね。自分の『好み』に近い『人間性』を持った相手を見つけてカップルになることです。
     カップルになれた場合、
  • 相手の『人間性』と、自分の『好み』が一致した場合、10点
  • 1点差だった場合、6点
  • 2点差だった場合、3点
  • 3点差だった場合、2点
  • 4点差だった場合、−1点
  • 5点差だった場合、−3点
  • 6点差だった場合、−5点
  • 7点以上の差があった場合、−10点
     が貰えます。
     よろしいですか? まあ、細かい得点は覚えてなくても、要は近ければ近いほど良い、と覚えてれば充分です」


  • カップル成立の例



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