第6期


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司会「はい、では前半戦終了ですね。次は第6期」


 今回の参加者は全部で25人。
 1期毎に5人が出馬し、5期が終了したため、これで全員が1回づつは出馬したことになります。

 これより、後半戦に突入です。

 


−「ヘンな法案がひとつも通らない」
司会「それは、有権者の良識ってやつでしょう」
−「もう、すでに『こういう演説をしたい』で法案を選んでいる」


1.森竜太郎

森「舞い戻って参りました。森です。先ほどは、残念ながら...コギャル法...」

 一同、失笑。

森「今度は新しく。人間よ、自然に帰れ、ということで。
 みなさん、『直立二足歩行禁止法』というのを提案したいと思います。
 えー、書記の方以外、全員」


−「司会もですか?」

森「はい。書いてありませんので、仕事に差し支えない方は全員、直立二足歩行を禁止させていただきます。ただし、膝歩きは許可するということです。
 で、違反した方はまたもや、警察に違反切符を切られるということで、チップを1枚捨てていただくことになります。
 そのとき、邪魔なチップを捨てるということで、わざと二足歩行していただいても構いません」


−「すみません。法の抜け穴として、あの、ジャンプして飛びながら移動して、下の階の人が迷惑して、かんぽがここの会場を今後利用できなくなるという可能性があるのでは」
司会「法律の前に良識があります」

 一同、笑。

−「そのとーり!」
−「そのとーりだ!」
−「だいたいジャンプしないでもさ、ヨレヨレ歩いたり俯いて歩いたり、いろいろあるじゃん」
−「俯いても歩いちゃだめでしょ」
−「直立しなきゃいいんだもん」

政策No.208 森「みなさん、良識ある行動をお願いします。
 もうひとつ。交易の自由化をここに宣言させていただきます。即効性ですが『産業界の再編』ということで、この選挙が終わったとき、10分間、取引タイムを設けます。その時間中、国民は自由に他者と交渉し、チップや政策カードを交換できることと致します」


−「でも、直立二足歩行は禁止なんでしょ」

 一同、笑。

森「刺激的な生活を求める方...」

−「刺激、強すぎるわ!」


2.宇佐美修策

宇佐美「どうも。宇佐美です。自眠党から利益誘導党に鞍替えして立候補することに致しました。
 私は、2つとも、即効性の政策を主張させていただきます。
 まず1点目。緑色チップを2枚以上持っておられる方は、チップを1枚もらえます。
 2点目。これが利益誘導党です。青色チップを2枚以上持っている方。この方にもチップが1枚もらえます。
 以上、利益誘導党の宇佐美でした。よろしくお願いします」


 一同、拍手
−「素晴らしい!」


3.菅原正文

菅原「またもや、連続して立候補させていただきました、菅原正文と申します。
 えー、私は、白色を持っている方の味方です。まず第1の政策として白色チップと黄色チップの価値を入れ換えさせていただきます。」


−『おおー』
−「出ました!」
−「白色学会ね」

菅原「また、継続として、有権者は自分が投票した候補者が惜しくも最下位となった場合、チップを1枚もらえます」

−『おおー』
−「素晴らしいわ」
−「でも、当てるの難しい」
−「最下位が0票だったら誰ももらえないのか」

菅原「以上、菅原正文でした」


4.斉藤妙子

斉藤「こんにちは。“緑のタヌキと赤いキツネ党”の斉藤です」

 一同、笑。

斉藤「私は、即効性のある政策として、緑色のチップの価値を倍に...」

政策No.138 −「あれ、でもそれ、価値20以上の時はできないんじゃ?」
−「20はダメなの?」
−「ダメですね。20“以上”ですから」

斉藤「あ、ごめん、とっかえていい?」
司会「どうぞ」
−「政策にミスがあったようです!」
−「さようなら、緑のタヌキ党!」
司会「とりあえず、5番を先に。繰り上げます」


5.宮村幸男

政策No.292 宮村幸男「では、先にやらせていただきます。
 えー、メガネをかけている皆さん。チャンスです! ゲーム終了時のみ有効でございますが、メガネをかけている者はプラス20点!」


−『おおおーーーっ!!!』
 拍手。
−「多いじゃねーかよ」
−「すみません、コンタクトレンズは?」
−「ダメダメダメダメ」
−「メガネじゃない」
司会「ええ。コンタクトレンズはメガネとはみなしません」

宮村「もうひとつ。あまりにもチップの種類が多すぎるという方、いませんか。私は、『分散促進法』というのを提唱いたします。これは、全国民は、持っている色の種類×10点を獲得します。
 たとえば、赤・青・緑の3色を持っていると、30点となります。ゲーム終了時のみ有効です
 ...どうですか。特にメガネの方。どうですか?」


−「いえーーーー!!」
 親メガネ陣営より、盛大な拍手。
−「すみません、誰か予備のメガネ持っている方...」
 爆笑。


4.斉藤妙子

斉藤「斉藤妙子が、この選挙、最後のお願いにやってまいりました。
 みなさん、青色は価値があんまり無いと思いませんか。青色を持つよりは、その分、黄色や緑に取り替えたいですよね。そこで私は、経済に即効効果のある法律として、『青色チップ国有化法』を提案したいと思います。全国民の青色チップを没収する。ただし、没収されたのと同じ枚数のチップをランダムにもらえる」


−「ってことは、没収された枚数+2枚引けるってことかな」
司会「そうですね。2枚余分に引いて、いらない2枚を捨てる」

斉藤「再度同じ色を引いたらそのままもらえる、になってますけど、プラス2枚なら結構、選ぶ幅があります。これで、青色チップから緑や黄色に乗り換えてみたらいかがでしょうか。
政策No.306  もうひとつ。こちらは継続法案として、日本をより良く永くするために、既に成立している政策のうち、ゲーム終了時の得点計算に言及している者について、その得点を倍にする。すなわち
 ゲーム終了時、ピンクを1枚以上持っている人は、得点を倍、つまり30点もらえます」


 つまり、すでに成立している「桃色チップを1枚でも持っていれば+15点」という政策の効果を倍にし、ボーナスが+30点になる、ということです。



当落 氏名 得票 政策
宮村幸男 16 (継続)メガネを掛けていると+20点
(継続)持っている色の種類×10点
斉藤妙子 (即効)青色チップの没収
(継続)桃色チップを持っていれば+30点
宇佐美修策 (即効)緑色を2枚以上持っている人は、チップを1枚もらえる
(即効)青色を2枚以上持っている人は、チップを1枚もらえる
菅原正文 (即効)白と黄色の価値を入れ換える
(継続)投票した候補が最下位になると、チップを1枚もらえる
森竜太郎 (継続)「直立二足歩行禁止法」
(継続)「産業界の再編」

−「メガネ法、強かったな」
−「圧勝じゃん」
−「おかげで、たった2票で当選」
−「メガネ族議員がいるんだね」

第6期終了時/チップの価値
●赤 10→ ●青 6→ ●緑 20→ ●黄 26→ ○白 12→ ●桃  1→
継続政策
所有枚数が偶数の色毎に+15点
白を1枚でも持っていると+15点
投票した候補者が最上位になると、チップがもらえる
選挙の報酬は落選者に支払われる
得票1票につき2点
靴下の配色が2色以上なら+20点
4月、5月、6月生れなら+20点
青色チップを1枚でも持っていれば+15点
チップ入手時はもらえる枚数+2枚引いて1枚選ぶ
持っている色の種類×10点 メガネを掛けていると+20点
桃色チップを1枚でも持っていれば+30点


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