第2期


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司会進行「では、第2期立候補者」
−「はーい」
−「ほーい」
−「...コギャル法、大丈夫だね? 通ってないね?」
−「大丈夫、コギャル法は廃案になってる」


1.高野豪

高野「こんにちは、 アサヒナユウコでーす」

 一同、笑。
政策No.264
高野「(録音聞き取り不能)ませんね、失礼しました。高野でございます。

 みなさん、ジャンケン弱くてこまっていませんか?
 と、いうわけでですね。同点だったらジャンケンというのをやめまして、私、自分が不利なのを承知で、同率だった場合は背の順ということにしたいと思います」

 一同、笑。
−「なんだよ、そりゃ」
−「(背の高い人が集まってる方を指差し)あのへん、有利」
−「どっちにしろ、俺、不利じゃん」
−「背の順っつったら、低い方からじゃん」
−「そうそう。『背の順』って言ったら、低い方が有利なんじゃないの?」

高野「高い方が上位って(政策カードに)書いてありました。ごめんなさーい」

−「高い方が有利なのね」
−「うー、やだー」

高野「それと、さきほど偶数で得点が入るってことになって困っている奇数派のみなさん。たいへんながらくお待たせ致しました。継続なんですが、ゲーム終了時に所有枚数が奇数だったら、1色につき+20点もらえます。両方通れば大変なインフレ物になっております」

−「意味ねーじゃん」

高野「さあ、派手なゲームをお求めのあなた! お願いします」

 一同、拍手。

2.高浜仁

高浜「名前、高浜仁と申します。えーっと、私が対策を行うものは、経済です。経済の即効で、白色のチップに+3、青色に−4にします」

−「白色学会がいるなあ」
−「いるねえ、白色学会」

高浜「で、もうひとつが...これも即効ですね。、黄色いチップを2枚以上持っている人は、チップを1枚もらえます。チップがもらえます」

−「黄色チップがもらえるの?」
−「いや、違う。今、黄色チップを2枚以上もらえれば、さらに1枚引けるの」
『おおーー』

高浜「是非、清くなくても清くても、一票ください!

 一同、爆笑。


3.木村啓作

木村「はい、木村です。えー、両方とも、ゲーム中続く継続。こりゃ、最初にやっといた方がいいでしょう。
 有権者は、自分が投票した候補が最上位になった場合、チップが1枚もらえます


『おおーーー!』
 一同、拍手。

木村「やっぱ、ギャンブル性を持たせましょう。投票にギャンブル性を!
 それともうひとつ。選挙の当選報酬は、落選者に支払われます。当選者には支払われません。次回の選挙より 」


−「つまり、落選すりゃ得するってことですね?」
−「なんか、いいなあ」

木村「その分を、有権者の方にチップを渡そうということですね。両方継続。これで、場が動くって 」

 拍手。

4.丹治明

丹治「4番、丹治明と申します!。我々は、反白色学会です!」

 拍手。
−「いいぞいいぞー!」

丹治「白色学会の横暴だけは許せません! ...と、いうことで、即効的な経済対策を、赤色の方に優先して送りたいと思います。赤色チップの価値を+4としたいと思います。」

『おー』
 一部より、まばらな拍手。
−「...赤派、少ねー」

丹治「黄色チップの価値を−3です。その代わり、黄色チップには補填を致します。黄色チップの価値を+4します」

−「ってことは、黄色にトータル+1かい」
−「そういうことだね」

丹治「しかし、残念ながら桃色チップの価値には−3とさせていただきます」

−「それ、結局、対白政策じゃないじゃん
 一同、笑。
−「白、落とさなきゃダメだよ」


 ちなみにチップの価値は、ゼロやマイナスにもなります


−「すみません、質問です。価値がマイナスになったときに『倍になる』って政策が通ったら、やっぱりマイナスで倍になるんですか?」
司会「なります」

 と、いうわけで、ここで丹治さんが当選すると、桃色チップの価値は現在の1→−2と、マイナス突入となります。


5.斉藤妙子

斉藤「斉藤です。有権者の皆さん、今、国政は危機に瀕しております」

 一同、爆笑。
 拍手。

斉藤「確かに、青や白は、世の中を良くするためにとても大切です。しかし、そのような偏ったことで、国政はよろしいのでしょうか。ピンク色のチップだって人生には必要なのではないでしょうか」

 拍手。

斉藤「そこで、即効性のある経済対策。まず、恵まれていない、むしろ弱者である桃色チップの価値を倍にします」

−「倍?」
−「倍って、価値1が2になるだけじゃん」
 一同、爆笑。
−「丹治さん(桃色チップ−3)と同時に当選したら、えらいことになるな」
−「−2になって、倍で−4か」
−「すごいぞ」

斉藤「しかし、予算は他から取らなければなりません。涙を飲んで、黄色チップの価値を半分にいたしたいと思います」

−「えー」
−「それはちょっと...」

斉藤「そして、こちらは即効ではなく継続。この国の100年の計の元旦として。一度でも選挙で当選したことのある有権者は、選挙で2投票権を持つ。次回選挙より有効」

−「つまり、木村さんの政策(報酬は落選者に支払われる)と同時に成立すると、当選者は報酬無い代わりに発言力が強くなる、って訳ですね」

斉藤「まだ、はじまったばかり。選挙は、あと8回もあります。自分が当選をすれば2投票権と言って、日本人なら1票しか持てない権利を倍持てます。これは、なんかこう、優越感に浸れますし、自分に有利な政策を無理やり成立させることもできます」

 一同、笑。

斉藤「みなさん、この斉藤に投票をお願いします」



司会「はい、それでは投票してください」
−「難しいな」
−「誰だろ、これ」
木村「継続はきくよ。投票にギャンブル性を持たせようよ」
丹治「赤の皆さん! お願いします」
斉藤「皆さまに最後のお願いに参りました」
高野「点数が高くなっております。背が高いみなさん、どうか(録音聞き取り不能)」
高浜「安定性で白と黄色を上げる!」
木村「チップを動かそう」
高野「背の順って決めてスカッと行きましょう」
−「なんか激戦区になってるぞ」
−「うん。激戦区だなあ」



司会「一位は木村さんとして...2位が高野さんと高浜さんが同数ですね」
−「じゃ、背の順でしょ?」
司会「いや、まだそれは成立していません。成立したら、次の選挙からは背の順。今はまだジャンケンですね」
−「まだジャンケンなんですね」
−「高野さーん!」
−「高浜さーん!」
司会「それじゃ、ジャンケンしてもらいましょうか」
 で。
 結果は以下の通り。
当落 氏名 得票 政策
木村啓作 (継続)投票した候補者が最上位になると、チップがもらえる
(継続)選挙の報酬は落選者に支払われる
高浜仁 (即効)白に+3/青に−4
(即効)黄色を2枚以上持っている人は、チップを1枚もらえる
高野豪 (継続)選挙で得票同数なら背の高い者が上位
(継続)所有枚数が奇数の色毎に+20点
丹治明 (即効)赤に+3/黄色に−3
(即効)黄色に+4/桃色に−3
斉藤妙子 (即効)桃色の価値を倍/黄の価値を半分
(継続)1回でも当選すると2投票権

司会「じゃ、黄色チップ2枚以上持ってる人、見せてください」

−「ひけるのは1枚?」
司会「1枚です」
−「んー、これで奇数になっちゃったらまずいな」

第2期終了時/チップの価値
●赤 10→ ●青 6↓ ●緑 10→ ●黄 13→ ○白 23↑ ●桃  1→
継続政策
所有枚数が偶数の色毎に+15点
白を1枚でも持っていると+15点

投票した候補者が最上位になると、チップがもらえる
選挙の報酬は落選者に支払われる

司会「木村さんの政策で『投票した候補が最上位なら1チップ』は今回から有効ですね。じゃ、木村さんに投票した人は1チップもらえます」
−「当選報酬はどうなるの?」
司会「こっちの政策は次回から有効なんで、今回は当選した人が1チップもらえます」
−「最後の当選報酬だね」
−「自分で報酬は落選者なんて制定しといて、自分は当選して報酬もらうんかい」


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